コンドロイチンは経口摂取しても効果はありますか?
年をとるにつれて、体内でのコンドロイチンの生産量は減っていきます。
コンドロイチンは、経口摂取しても効果があるのでしょうか?
効果が無いのなら、そんなところにお金をかけるなんて嫌ですよね。
効果だけじゃなく、副作用も気になります。
そんなコンドロイチンについてまとめました。
コンドロイチンとは?
コンドロイチンは、元々コンドロイチン硫酸という正式な名前で人の体内にあるものです。
そして、細胞と細胞の隙間にある合成しやすい物質とのこと。
グルコサミン、ヒアルロン酸と一緒で、豊富に存在する親水性のある糖の一種でもあります。
コンドロイチンは、通常はタンパク質と結合して存在している多糖類というものなのです。
そして、軟骨の主成分で、その重量の30%に当ります。
主に関節炎を予防して改善もしてくれるのです。
経口摂取するコンドロイチンって何?
口から入れるコンドロイチンとは、第3類医薬品として販売されている経口摂取薬、そしてサプリメントや食品などです。
そして、コンドロイチンには他の分子も入っているようですが、乳糖が基本の成分です。
なので、乳製品に弱い人、乳糖分解酵素がない人や少ない人は、コンドロイチンが消化されずに外に排出されていくようです。
また、医療の場では、関節痛の治療で使われているコンドロイチンは、患部に直接効果を促すように注射で使用されています。
コンドロイチンを経口摂取出来る食品
コンドロイチンを含む食品は一般的にネバネバしたものです。
納豆や山芋、なめこや牛、豚、鶏の軟骨、鶏の皮です。
高級食材では、うなぎやすっぽん、ふかひれやつばめの巣にもコンドロイチンが多く含まれます。
コンドロイチンの経口摂取の効果
コンドロイチンを経口摂取した場合、専門医は、「効果はある人もいる!」としかまだ言えないようです。
コンドロイチンの分子はポリマー構造と言って大きいです。
分子の大きさが、市販されているサプリによって違いがあるのです。
吸収率が違いますので効き目に大きな差は出てくるでしょう。
一般的にはサプリの場合は1500mgを1日3回に分けて飲むと良いようです。
グルコサミンやコラーゲンとの併用も相乗効果があるようです。
経口摂取した時のコンドロイチンの副作用
コンドロイチンは安全ですので 副作用はほとんどないようです。
しかし以下の様な場合は使用を控えた方が良いようです。
- 牛乳や乳製品がダメな人
- グルコサミンとの併用で喘息(ぜんそく)が酷くなったという例も稀にあるので喘息の人
- 医師の許可なくへパリン、ワルファリン、アスピリンを使用している人
- 出産を予定されている人や手術をする人、血友病患者
- 他の薬を服用している人や、血液サラサラに関するものをサプリでも飲んでいる人
心配な場合は、専門医に相談してからにしましょう。