井藤漢方のグルコサミンと大正製薬の大正グルコサミンを徹底比較

私は「大正製薬の大正グルコサミン」を一押ししているのですが、一方で、アマゾンや価格.comでは別の商品も人気があったりします。
その1つが、井藤漢方のグルコサミン。
実際のところどっちが良いのでしょうか?
一つ一つ、丁寧に比べてみました。

■グルコサミンの成分
井藤漢方のグルコサミンは1日12錠で1512mg、大正グルコサミンは1日6錠で1,500mgのグルコサミンを摂取できます。
グルコサミンの成分はほとんど同じですね。
それなら、他の成分はどうなの?ってことになるんですが、井藤漢方のグルコサミンには、鮫軟骨エキスが1224mg、そのうちコンドロイチン硫酸が245mg含まれています。
でも、コンドロイチン硫酸は、1日800mg摂らないと意味が無いので、ちょっと少ないですね。

■飲みやすさ
錠剤の大きさはほとんど変わらないですね。
井藤漢方と大正製薬

でもですね・・・1日に飲む量が全然違っていて、大正グルコサミンが1日6錠なのに対して、井藤漢方のグルコサミンは1日に12錠も飲まないとなりません。
※左が大正グルコサミン、右が井藤漢方のグルコサミン
大正グルコサミン錠剤井藤漢方グルコサミン

この差を見ると、絶句してしまいます。
私は、一度、井藤漢方のグルコサミン12錠を飲みましたが・・・メッチャきつかったです。
1日ならまだしも、これが毎日・・・ってなると、かなり辛いものがあります。

■価格
大正グルコサミンは1ヶ月で2,722円で、一般的なグルコサミンの価格からすれば、まあまあ安い方です。
井藤漢方のグルコサミンもほぼ同じで、1か月分が2,830円ですね。
価格面ではあまり変わりませんね。

■安全性
グルコサミンの抽出という点に着目すると、安心感があるのは大正製薬の大正グルコサミンの方になると思います。

グルコサミンって、エビやカニの甲羅から抽出します。で、抽出したグルコサミンを固めてグルコサミンの錠剤を作っていくわけです。
国産にこだわる人とか、中国産は嫌だ!っていう年配の人だと、グルコサミンの産地はどこか?ってことにこだわるかもしれませんね。

じゃあ、グルコサミンの産地はどこか?ってことなんですが、まず、グルコサミンを抽出するエビ・カニについては国産ってほとんど無いと思ってください。
そこにこだわると、コストが高くなるらしいです(某健康食品会社の人の話)。
で、問題なのは、グルコサミンを抽出する工程以降を、日本の工場でやってくれているか?っていうこと。

メーカーに電話して聞いたところ、大正製薬は、グルコサミンの抽出から静岡の大正製薬の工場でやっています。
ただ、井藤漢方のグルコサミンは、中国で抽出したものを日本に輸入しているようですね。

なので、安全性という点では、大正グルコサミンの方が「安心できる」という点で優れていますね。

■崩壊試験
サプリメントの錠剤って、胃の中でしっかりと溶けないと、必要な成分が体内に吸収されません。
以前行われたコンドロイチンの抜き打ち検査では、「体内で溶けない」ことが判明したサプリが、何種類も見つかったという報告がります。
私の知り合いのお医者さんも、医薬品の場合は、錠剤やカプセルの溶けやすさって、メッチャ大切だ!って言っていました。

なので、この部分って注意して購入しないといけません。
では大正グルコサミン、井藤漢方のグルコサミンはこの点どうなのか・・・ってことなんですが、崩壊試験の結果、大正グルコサミンは1分45秒、井藤漢方は60分以内での崩壊が確認されているそうです。
大正グルコサミンの方が溶けやすいようですね。

さて、ここまで大正グルコサミンと井藤漢方のグルコサミンの比較をしてきましたが、どうしてもコンドロイチン硫酸も一緒に摂りたい!って人には、井藤漢方のグルコサミンがお勧めなんですが、そうでない人には、基本的に、大正グルコサミンの方がお勧めになります。

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