グルコサミンの副作用は!?
「グルコサミン副作用は大丈夫なの?」と心配されている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、ほぼ副作用はないようです。
それでも、グルコサミンを摂取するときの注意や副作用が全くないというわけではありません。
国立健康・栄養研究所が調べた情報を、簡単にまとめてみます。
主にアメリカなどでの研究結果のようですね。
目次
グルコサミンは適切な摂取量であれば副作用はない
グルコサミンを経口摂取する場合、副作用はほぼありません。
副作用の症例がまったくないわけではありませんが、極めて少数のようです。
基本的に、グルコサミンの適切な摂取量は1日あたり1,000~1,500mgです。
しかし、この摂取量を大幅に超えると副作用が起こる可能性があるということは指摘されています。
その場合の症状としては、腹痛・下痢・吐き気などです。
グルコサミン以外の健康食品に関してもいえることですね。
飲みすぎはよくありません。
グルコサミンは安全なものですが、それはあくまでも適切な用法・用量においてのことです。
必ず用法・用量を守ってください。
グルコサミンの副作用に注意すべき人
グルコサミンをふつうに摂取する分には、何も問題はありません。
「○○な人は絶対飲んではダメ!」というのは特にないです。
ただ、グルコサミンを摂取するにあたって注意が必要な方はいます。
糖尿病・高血圧の人は体調と相談しながら摂取しよう
グルコサミンを摂取したことで血糖値や血圧が上昇したという例がわずかながらあるようです。
飲んでも大丈夫ですが、定期的に血糖値や血圧を見ながら摂取した方が良いかもしれません。
妊娠中・授乳中の人はグルコサミンの摂取を慎重に
明確に何かが起こったという報告はないようです。
しかし、逆に100%安全というデータもありません。
どうも継続的に飲んだ方のサンプルがないみたいですね。
国立健康・栄養研究所によると「安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらないため使用を避ける」とされています。
グルコサミンを飲む場合は、医師に相談して慎重になった方が無難です。
私の個人的な意見として、膝痛対策は早めに始めるのに越したことはありませんが、妊娠・授乳期間中はあえてグルコサミンを飲まなくても良いかなと思います。
腎臓疾患を持つ人は成分表示を要確認
日本製のグルコサミンのサプリであれば問題はありません。
しかし、海外製のグルコサミンのサプリはカリウムが多く含まれていることがあるので注意が必要です。
カリウムのようなグルコサミン以外の成分として、どんなものが含まれているのを事前に確認した方がよいでしょう。
甲殻類アレルギーなら植物性グルコサミンが安心
グルコサミンのサプリの多くは、エビやカニの甲殻から抽出しています。
甲殻類アレルギーの方は副作用に注意をした方が良さそうですが、アレルギーが甲殻自体ではなく、いわゆる身の方にあるからなのか、現在のところ何らかの副作用があったという報告はないようです。
心配な方やアレルギー反応が出た方は、植物由来のグルコサミンを摂った方が良いですね。
上記以外でも医師にかかっている場合は、相談してから飲んだ方がよいでしょう。