グルコサミンは国産にこだわった方が良いか?

グルコサミンは、中高年の方が主な購買層だったり、健康のために飲むものだったりということもあって、やはり国産」にこだわる風潮があるようですね。
たとえば、「安いのが嬉しいけど安いのは中国産でしょ?中国産で大丈夫なの?」という心配をよく聞きます。

「日本国産がイイ」ということよりも「中国産がイヤ」という感じですね。

私の母や祖母も中国産かどうかということはけっこう気にしています。
(知らないだけで普段から中国産の魚介類や野菜を食べているにも関わらず)
「健康のために飲むものだから、どうしても中国産は避けたい」と思っているようです。

グルコサミンが製品化されるまでの流れ

グルコサミンの産地を考えるにあたって、まずはグルコサミンが製品化されるまでの流れをおさらいします。

そもそもグルコサミンという成分は、主にエビやカニなどの甲殻類の甲羅から抽出されます。
その抽出されたグルコサミンに、他の成分を混ぜて錠剤にするわけですね。

製品化までの流れをまとめると、

  1. エビやカニを獲る
  2.    ↓

  3. エビやカニの甲羅からグルコサミンを抽出する
  4.    ↓

  5. 抽出したグルコサミンを使って、錠剤を作る
  6.    ↓

  7. 梱包して出荷する


このようになります。

グルコサミンを抽出した工場で、国産かどうかを判断

まずは上記の1の工程、つまりエビやカニがどこで獲れたのかということです。

グルコサミンのサプリに使われるエビやカニは、ほとんどが外国で獲れたものです。
そもそも私たちが普段食べている魚介類や肉類の多くが輸入品です。
ですから、それだけで外国産だから危ないと考えてしまうと、何も食べられなくなってしまいますね。

2の段階であるグルコサミンの抽出をどこでやっているのか、というのがポイントになりそうです。

ここが実はメーカーによって、国内か国外か分かれるところですね。
中国で抽出しているから危険というわけではありませんが、そのあたりを気にされている方も多いようです。
もちろん工程の多くを中国で行えれば、その分価格が安くなるというメリットもありますね。

実際のところ、グルコサミン製品はどうなっている?

実際に私たちが目にする機会の多いグルコサミンはどうなんでしょうか。

まず、グルコサミンはエビ・カニ由来のものと植物由来のものがあります。
植物由来のグルコサミンはあまりなく、ほとんどのグルコサミンがエビ・カニ由来ですね。

あまり商品がないですが、植物由来のグルコサミンは国産のトウモロコシを使っていることが多いです。
エビ・カニ由来のグルコサミンは、ほとんどが東南アジアや中国近海で獲れたエビ・カニを使っています。
さすがに、国産のエビ・カニを使ってしまうとコストが高くなりすぎてしまいます。

そんな中で、国産のエビ・カニを使っているのは、やわたの国産グルコサミンぐらいでしょうか。

つまり、主なメーカーのグルコサミンは、ほとんどが外国で獲れたエビ・カニを使っている

国産のグルコサミンにこだわるならおすすめはコレ!

メーカーによって差が出てくるのは上記の2の工程、つまりグルコサミンの抽出の段階です。
価格が安いことで有名なメーカーは、中国の工場でグルコサミンを抽出していることが多いようです。
amazonや価格.comでよく売れている、オリヒロ・井藤漢方・DHCなどですね。

一方で、製薬会社がグルコサミンのサプリを作っている場合は、国内の自社工場で抽出していることが多いですね。
たとえば、大正製薬や小林製薬は、国内のGMP認定されている自社工場で抽出をしています。

中国産だからといって危険というわけではありません。
それでも国産のより安心・より安全なグルコサミンにこだわるのであれば、大正製薬・小林製薬などの製薬会社のグルコサミンかやわたの国産グルコサミンがおすすめですね。

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