植物由来のグルコサミンならアレルギーの心配がない!
目次
トウモロコシから成分を抽出したのが植物由来のグルコサミン
植物由来のグルコサミンとは、植物から抽出されたグルコサミン成分のことを指します。
一般的にグルコサミンというと、主にエビ・カニなどの甲殻類のキチン質から抽出した動物由来のグルコサミンを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
しかし、近年では、安全性の問題から動物由来のグルコサミンを躊躇する人が増えており、植物由来のグルコサミンの需要が高まっています。
植物由来のグルコサミンは、山芋やオクラ・なめこ・納豆など、粘り気のある食べ物に豊富に含まれています。
普段の食生活でも取り入れやすい食品ですよね。
そして、植物由来のグルコサミンが配合されているサプリメントには、トウモロコシ由来のでんぷんを使用し、有用菌で発酵させた「発酵グルコサミン」が配合されている製品が多くあります。
植物由来グルコサミンのメリット
アレルギーの心配が少なく安全性が高い
現在、市販されているグルコサミンサプリメントの多くは、エビ・カニから抽出した動物由来のグルコサミンが配合されています。
食材でもあるエビ・カニ自体には大きな危険性はありません。
しかし、甲殻類アレルギーを持っている人が動物由来のグルコサミンを摂取するとじんましんや発疹、腫れなどのアレルギー症状を引き起こす可能性があります。
甲殻類アレルギーは、様々なアレルギーの中でも特に反応が出やすいことで有名です。
重度の場合には、呼吸困難などのアナフィラキシーショックを発症する恐れもあります。
植物由来のグルコサミンなら、原材料がトウモロコシなどから抽出したでんぷんなので、甲殻類アレルギーの方も安心して飲用できます。
しかし、トウモロコシに対してもアレルギーを持っている人がいないわけではないので、注意してください。
独特の匂いやクセがなく、飲みやすい
エビ・カニを原料とする動物由来グルコサミンはクセが強く、独特の匂いや味を感じやすいです。
一方、植物由来グルコサミンは、匂いや味がほとんどないので、クセがなく飲みやすいです。
また、錠剤・カプセル・粉末など、どのような形状であっても飲みやすいところが大きな魅力です。
植物由来のグルコサミンのデメリット
動物由来のものより吸収性がやや低い
動物性由来グルコサミンは、構造が人間の体内にある成分と似ているため、比較的速やかに吸収されます。
特に抽出したグルコサミンを酵素分解したN-アセチルグルコサミンは人間の体内に存在するグルコサミンと同じ構造を持っているため、一般的なグルコサミンの3倍の吸収力を誇っており、より効率的に軟骨成分を補うことが可能となっています。
しかし、植物由来グルコサミンは、人間とは根本的に異なる構造の植物を原料としているので、動物由来のグルコサミンに比べて体内吸収率がやや低いところが欠点になっています。
植物由来のグルコサミンサプリは種類が少ない
近年になって、甲殻類アレルギーの人向けに植物由来のグルコサミンサプリメントも販売されるようになってきました。
しかし、動物由来グルコサミンサプリメントに比べると少数派で、商品のバリエーションも少ないです。
植物由来のグルコサミンサプリ
健康家族 植物生まれのグルコサミン
- 初回購入 2,100円(送料無料・15日分)
- 2回目以降 3,780円/30日分(送料無料) 定期購入
- コスト/日 126円
- 錠数/日 7錠
- 形状 錠剤・円形
- 大きさ 直径9mm
- 種類 植物由来グルコサミン
- グルコサミン含有量 1200mg
- コンドロイチン含有量 軟骨成分 200mg
協和発酵 発酵グルコサミン
- 初回購入 1,000円(送料無料・15日分)
- 2回目以降 2,250円/15日分(送料無料)
- コスト/日 150円
- 錠数/日 8錠
- 形状 錠剤・円形
- 大きさ 直径10mm
- 種類 植物由来グルコサミン
- グルコサミン含有量 1200mg
- コンドロイチン含有量 軟骨成分 25mg
野口医学研究所 低分子ヒアルロン酸&発酵グルコサミン
- 初回購入 3,980円(送料無料・30日分)
- 2回目以降 –
- コスト/日 132円
- 錠数/日 7錠
- 形状 錠剤・円形
- 大きさ 直径10mm
- 種類 植物由来グルコサミン
- グルコサミン含有量 1500mg
- コンドロイチン含有量 軟骨成分 120mg
やわた 植物性グルコサミン
- 初回購入 4,968円
- 2回目以降 –
- コスト/日 166円
- 錠数/日 3錠
- 形状 錠剤・円形
- 大きさ –
- 種類 植物由来グルコサミン
- グルコサミン含有量 690mg
- コンドロイチン含有量 軟骨成分 60mg
雪印メグミルク 植物性グルコサミン&コンドロイチン
- 初回購入 3,990円
- 2回目以降 3,591円(送料無料) 定期購入
- コスト/日 133円
- 錠数/日 8錠
- 形状 錠剤・円形
- 大きさ –
- 種類 植物由来グルコサミン
- グルコサミン含有量 1500mg
- コンドロイチン含有量 軟骨成分 100mg
植物由来グルコサミンサプリの成分比較
グルコサミンの含有量が極端に少ない「やわた 植物性グルコサミン」を除いては、そんなに大差がないと思います。
コンドロイチンの量には差がありますが、いずれも軟骨成分がごく少量なので、ほとんど意味がないと思って良いです。
野口医学研究所の低分子ヒアルロン酸発酵グルコサミン・やわたの植物性グルコサミンは、ヒアルロン酸を含んでいますが、ヒアルロン酸は経口摂取しても、ほぼ効果がないことがわかっているようなので、管理人としてはおススメしません。
しいて言うなら、協和発酵の発酵グルコサミンにはMSMが1000mg含まれているので、ちょっと期待できるかもしれません。
MSMというのはメチルサルフォニルメタンといって、消炎・鎮痛効果のある物質です。
医薬品扱いになってはいませんが、グルコサミンやコンドロイチンと同程度のエビデンス(科学的根拠)はあるようですね。
しかし、日本では、医薬品として認められているものではないので、必ず効くというわけではないです。
植物由来のグルコサミンは、成分量と価格を重視するのが妥当
そう考えてくると、管理人としては、やはり「継続できるかどうか」という点で考えます。
大きさや1日に飲む錠数には、ほぼ差がないので、あとは価格の問題ですね。
1日あたりのコストが最も安いのは、健康家族の「植物生まれのグルコサミン」で、126円です。
また、協和発酵バイオの発酵グルコサミンは、初回購入が1,000円なのでお試ししやすい点が良いですね。