コンドロイチンの選び方
コンドロイチンというのも色々なものが市販されていますね。
で、どれもこれも、凄く効きそうな宣伝をしているんですが、コンドロイチンの選び方は、特に注意が必要です。
確実なのは医薬品のコンドロイチン。ただし、コストは高い。
コンドロイチンを選ぶなら、まず確実なのは医薬品のコンドロイチンを選ぶこと。ただし・・・コストが高いです。
1日あたりのコストは約200円はかかるので、これを半年以上は続けられるかどうか考えてから購入してください。
製薬会社に問い合わせてみると、ほぼ間違いなく「効果が表れるまで、早い人で3ヶ月、最も多いのが半年以上かかる場合」という回答がありますから、やはり、半年は続けられないと、効果が実感できないと考えてよいと思います。
1日に必要とされるコンドロイチンの量は800mg
1日に必要とされるコンドロイチンの量は、800mg以上とされているようで、日本では医薬品として認められている製品の場合、コンドロイチンの1日の摂取量は上限が900mgなんだそうです。
コンドロイチンは成分表記に注意!
で、次に健康食品のコンドロイチン・・・要するに「医薬品として認められていない」コンドロイチンを選ぶ場合なんですが・・・これが、とても注意を要します。
何に注意が必要なのかというと・・・成分表記についてなんです。
一番注意したいのは、「軟骨成分(コンドロイチン含む)」という表記。
たとえば
軟骨成分(コンドロイチン含む) 800mg
と書いてあったら、「すごーい!これ、1日の必要摂取量満たしているじゃん!」って思ったらダメです。
これは、コンドロイチンが800mg含まれているわけではないです。
体に有効な、いわゆる「コンドロイチン」というのは、「コンドロイチン硫酸」のこと。
「軟骨成分(コンドロイチン含む) 800mg」というのは、あくまでもコンドロイチンを含む軟骨成分が800mgということであって、実際に含まれるコンドロイチン硫酸は、このうちの20%程度の場合が多いのだそうです。
(この場合だと、800mgの20%・・・800 × 0.2 = 160mgがコンドロイチンの量になります。)
実際メーカーに電話して聞いてみると、そこはしっかりと教えてくれるので、購入前にはしっかりと聞いてくださいね。
出来るだけ、「コンドロイチン硫酸 ~mg」と表記してある健康食品を選んでください。このコンドロイチン硫酸が、ある程度の臨床データが存在する「コンドロイチン」そのものにあたるようです。
カプセルの大きさに注意!
コンドロイチンの場合、なぜか、サイズの大きなカプセルに入っていることが多いです。
大体、15mm~20mmが多いみたいです。
これ、かなり飲み辛いかもしれません。
特にお年寄りの場合、嚥下する力が衰えてきますから、なるべく大きいものは避けたいところですね。