ネスレからドリンクタイプのサプリ「BOOST」が発売!

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ネスレと聞くと、珈琲の企業だと思っていました。
その嗜好品ともとられがちな飲料を作っている会社が、健康主体のドリンクを発売しました。

数年前に親を介護した者としては、当時お世話になった、明治のメイバランスのような介護用補助食品のドリンクかと思ったのですが、、。

成人なら誰でも気軽に飲める、ワンショットドリンク

病気の時は勿論、疲れていて健康に自信がない時、朝ギリギリまで寝ていたい時にも、家にあると安心するドリンクかもしれません。

珈琲で癒しを与えてくれる次は、健康な寿命を与えてくれるものようです。

「BOOST」ブースト

ネスレ日本とネスレ ヘルスサイエンス カンパニーが開発し、販売している商品が「BOOST」です。

商品名の意味は、応援するとか後押しするとか
薬局薬店で販売している、63mlと小さなワンショットドリンクです。

まるで気軽に飲める大人用(特に中高年)のヤクルトみたいです。
目的が違う4種類はそれぞれに味が違っています。

「毎日腸活(オレンジ味)」

4種類の中で唯一の機能性表示食品です。
食物繊維の「グアーガム分解物」が、便通の改善を行ってくれます。

グアーガム分解物とは、グァー豆からとれる食物繊維を分解したもの。

そしてガラクトオリゴ糖の他に9種類のビタミンが入っているようです。
昔から、便秘は大病の元と言われるほど、決して軽視してはいけないものなんです。

「毎日ひらめき(ヨーグルト味)」

DHAやビタミンを配合したサプリです。
うっかりが気になる人向けのDHAは、1本に250mg含有しているとのこと。

9種類のビタミンの他には、中鎖脂肪酸油(MCT オイル)が入っているようです。

「毎日テキパキ(うめ味)」

関節に良いと言われる、グルコサミンをを配合したサプリです。
他には、低分子コラーゲンやカルシウムでまるごとサポート

骨の吸収力を良くするビタミンDが配合されているようです。

液状になっている分、吸収力も良さそうです。

「毎日アクティブ(ガラナ味)」

9種類のビタミンや5種類のミネラル、そしてコエンザイムQ10で若々しさをサポートする栄養補助食品。

9種類のビタミンは、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、パントテン酸で、5種類のミネラルはカルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅、セレンのようです。

ターゲット

このワンショットドリンクは、成人ならば基本的に誰でも飲めるものです。
しかし企業側がターゲットとしているのは、ミドルエイジとのこと。

ミドルエイジの見解は、人それぞれあると思いますが、40歳代~60歳代くらいでしょうか!?

このワンショットドリンクの開発によって、ネスレグループのネスレ ヘルスサイエンスは、総合的な健康を栄養の力でサポートする「栄養療法」を提案したかったようです。

自分の足で歩いて自立できる、「アクティブ寿命」を目指して作られた商品のようです。

「BOOST」ブーストの歴史

BOOSTは、1995年に米国で医療機関向け栄養補助食品として生まれた商品です。
海外での実績を引っ提げて今回、日本での健康食品参入に踏み切ったとのこと。

海外で販売していたものと全く同じ物でなないようですが、、。

現在、BOOSTの主力マーケットは、北米、メキシコ、中国、韓国、フィリピン、アジア地域に販売エリアを拡大しているようです。

品質の安全性

独自のネスレ品質マネジメントシステム

ネスレでは、工場はGMPを適用しているのは勿論のこと、ネスレ品質マネジメントシステムと言って、ISOと同等もしくはそれ以上の厳しい審査基準で外部認証機関により検証しているようです。

そして、国際的に認められたHACCP(危害分析・重要管理点方式)のシステムを採用しています。

ネスレは元々、1866年に設立されたアングロ・スイス煉乳会社と、1867年アンリ・ネスレが創業した(安全で栄養価の高い新しい乳児用乳製品を製造販売する)会社が合併し、ネスレ・アングロ・スイス煉乳会社が設立されたことから始まりました。

スイス・ヴェヴェーの地にいた、栄養不足による乳幼児の高い死亡率に心を痛める青年が、アンリ・ネスレでした。

ネスレは海外では赤ちゃんの離乳食が主体に販売されているので、これほどネームバリューがあるグローバル企業が、安全性や衛生面での基準に気を配るのは疾うに周知のことでしょう。

鳥の巣のロゴマークの意味

またネスレ商品には、子どもをはぐくむ母の愛を描いたロゴマークが付いています。
ネスレという言葉自体が、ドイツ語で「小さな鳥の巣」という意味を持っていて、ネスレ家の家紋だとのこと。

これは、自ら開発した乳児用の離乳食を偽物から守るという意味を込めて、商品に付けるようになったようです。

その時代時代に応じて、少しずつ変化したロゴマークですが、創業者の思いを継承している企業のアイデンティティを強く主張しているようです。

電話して聞いてみました

ネスレ日本に電話して、気になることを色々聞いてみました。

このワンショットドリンクは小さいけれど、1日何本飲めば良いのでしょうか?
違う種類は飲み合わせても大丈夫ですが、同種類は1日1本だけでOK!とのこと。
同じ種類を何本も飲むと、栄養過多になるようです。

また、「毎日腸活(オレンジ味)」のグアーガム分解物のグァー豆はどこが生産地ですか?と尋ねると、
インドやパキスタンが生産地の豆とのこと。
食物繊維ですので便秘症の人にはオススメですが、1本でお腹が緩く感じる時は、量を調整して飲むと良いようです。

次に「毎日ひらめき(ヨーグルト味)」に使われているDHAは何が原料ですか?の問いには国産のマグロを原料としていますとの返事でした。

そして気になったのは、「毎日アクティブ(ガラナ味)」にガラナが成分として入っていたら、神経が覚醒して寝れなくなるのでは?と尋ねてみました。

すると、ガラナは未配合だがカフェインが入っているので、寝る前に飲むのは控えて下さいと言っていました。
アクティブに活動する朝や、日中に飲む方が良いとのこと。

色はオレンジ色だが、ガラナ味とはDRペッパーのような、ジンジャーエールのような味のようです。

最後に、このワンショットドリンクを子供にも与えても良いかと尋ねてみました。
お子さんが飲んでも体に害はありませんが、この商品は大人向けに作られていますので、お子さんに推奨はしていませんとの答えでした。

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