海外のサプリで使われている成分の話

現在、アメリカには50.000以上のサプリメント（栄養補助食品）があり、人口の半分以上の53~55%が摂取しているそうです。
サプリメントを薬・その他とし区別している国もありますが、アメリカでは食品（栄養補助食品）として扱われています。
マルチビタミン類が最も多いようですが、中でもビタミンDは特に広く普及しており日照量の少ない北欧諸国でも推奨、利用されています。

（様々な研究や実験の結果がありますが）アメリカにおいて膝の痛みを和らげるサプリメントに関しては現在、ビタミンＤより有効と言われているものが4つあるとされています。
それはターメリック、ジンジャー、グルコサミン・コンドロイチン、魚油です。

ただ、これらのサプリメントはFDA(アメリカ食品医薬品局)によって統制されている訳ではありません。
また他の薬との併用で効果が阻害される事がありますので、サプリメントを摂取する際は主治医とよく相談をして下さい。

低木の植物の根からとれるオレンジ色の香辛料でカレーによく使われます。
古来より様々な抗炎症として使われていて、膝の痛みも中和するようです。
それから抽出されるクルクミン（クルクミノイド:黄色のポリフェノール化合物95%)を一日に200mg~1,000mg摂取する事を専門家は推奨しています。

ジンジャーとターメリックは植物学上同類とされていますので、ジンジャーにも勿論、同様の抗炎症効果があります。
1回に100mg~225mgのジンジャーのカプセルを日々摂取するのが薦められます。

これらのサプリメントは軟骨の修復と形成促進に良いと信じられています。
しかしその効果の調査結果は様々で、ある専門家等は、全ての人に効果がある訳ではないと述べています。

オメガ3脂肪酸が豊富で、大きな抗炎症効果があります。

古くから様々な移民で成り立っているアメリカ合衆国ですから、体の痛みに対処するサプリメントの成分も目下、古今東西似たようなものと言えそうです。
クオリティーオブライフ、少しでも多くの人が生活の質をおとさずに暮らせるよう、これからの進歩に期待したいところです。