グルコサミンの価格を徹底比較 (2)|本当に安いグルコサミンは?
グルコサミンは、もちろん基本的には、メーカーが推奨している飲み方をするべきなんでしょうが、色々なメーカーのグルコサミンの価格を調べていた管理人には、ふと、ある疑問が・・・。
それは、メーカーAは1日あたり6粒で1500mg摂取することを推奨していて、メーカーBは1日あたり3粒で1200mg推奨している。
同じグルコサミンなのに、なんで1日の摂取量が違うのだろうということです。
で、このように色々な推奨量がある一方で、1日あたりのグルコサミンの推奨摂取量として、
54kg以下なら1000mg以下、55~90kg以下なら1500mg、90kg以上なら2000mgというデータがあったり、体重に関係なく1500mg必要というデータもある。
一体どれが正しいのだろうか?
で、大正製薬、小林製薬など主だったメーカーに電話して聞いてみました。
すると、「1日あたりの必要摂取量には諸説ある」「当社として独自データに基づいて、体重などに関係なく1日あたり~mg必要だと考えています」というのがほとんどの回答でした。
ということは、グルコサミンの必要摂取量については諸説あって、本当の正解はないわけです。
それなら、自分で量を調整して飲んでよいのだろうか。
例えば、メーカーから1日あたり6粒で1200mgのグルコサミンの摂取量を推奨されているところを、量を減らして5粒・1000mg飲んだり、1日あたり3粒で750mgを推奨されているとろを4粒・1000m飲んだりするような飲み方です。
これについては、ほとんど全てのメーカーから、「その飲み方でも良いです」「グルコサミンの1日の摂取量は、人によって最適な量がかわりますので、実際飲んでみないとわかりません。」という回答でした。
もし、この飲み方をするなら、1日あたりのコストの計算は大きく違ってきます。
最適な量を自分で調整できるのであれば、摂取量をそろえて価格を比較しないとなりませんね。
というわけで、1日あたり1000mg摂取する場合と、1日当たり1500mgのグルコサミンを摂取する場合で、1月あたりのグルコサミンのコストがいくらになるのか計算してランキングをしてみました。
1000mgと1500mgで計算している理由は、
日本にグルコサミンを広める先駆けとなった、ジェーソン・セオドサキス博士の著書に、グルコサミンの1日の推奨摂取量が1,500mgと記載されていること、
国内のかなりのメーカーが、1日に必要なグルコサミンの摂取量を1,000~1,500mgとしていること、
さらに、54kg以下なら1000mg以下、55~90kg以下なら1500mg、90kg以上なら2000mgという推奨データが存在しているからです。
なお、1日あたりの錠剤の個数については、端数が出た場合は切り上げています。
(例えば錠剤1個に含まれるグルコサミンが300mgの場合、1000mgを摂取するためには3錠だと足りないので、4錠必要という計算をしています。)
月額のコストは、1ヶ月を30日として、1錠あたりの価格×1日に必要な錠数×30日で計算しています。
1日あたり1000mgのグルコサミンを摂取する場合(体重54kg以下の人)
体重54kg以下の人の場合、1日あたり1000mgのグルコサミンを摂取する必要があるというデータがあります。
この通り摂取すると考えると、1ヶ月あたりのコストは小林製薬のグルコサミンが破格の安さですね。
月額1350円を切るので、1日あたり45円くらいです。
小林製薬は製薬会社大手なので、品質が安心できる点もメリット。
電話で確認したところ、グルコサミン純度も98%以上なので国産グルコサミンの品質としては最も良いものの一つです。
野口医学研究所と薬日堂のグルコサミンもおススメの一つ。
どちらもコストが安いだけでなく、購入前と購入後のサポートがとてもしっかりとしています。
実際電話して質問してみると、専門の薬剤師さんが電話に出てくれて、どんなことでも相談に乗ってくれる感じですね。
とても親身になってくれるので、電話かけやすいですよ~。
海外の製品もランクインしていますが、おススメしません。
品質は良いのでしょうが、長さ25mmのカプセルを飲むのは、ちょっと骨が折れます。
8位にはなっていますが、大正製薬の大正グルコサミンもおススメですね。
月額2000円を切っている上、小林製薬と同様、とても信頼できる製薬会社が作っています。
また、錠剤の小ささもおススメポイントの一つ。直径6mmは、国内メーカーの中でも、おそらく最小だと思います。
毎日錠剤を飲むのであれば、小さい方が飲み安いですからね。
1日あたり1500mgのグルコサミンを摂取する場合(体重55kg以上の人)
体重55kg以上の人の場合、グルコサミンが1日あたり1500mgと言われています。
この量で月額のコストを比較すると、1000mgの時とは順位が入れ替わりますね。
また、1日に飲む錠数が1.5倍になるので、上位と下位ではコストの差が大きく開いてきます。
国内メーカーだと、小林製薬、野口医学研究所、薬日堂のグルコサミンが月当たりのコストが2000円前後になっていますが、大正グルコサミンになると月額がほぼ3000円になります。
大正グルコサミンで、私が調べた全48銘柄の中の8位ですから、それでもかなりリーズナブルな方にはなります。