貧乏ゆすりが変形性膝関節症に効果あり！？
他人の「貧乏ゆすり」って気になりますよね。
貧乏ゆすりは、国内では貧乏になるからやめろと言われ、海外でもマナーが悪いとされています。
しかし、その貧乏ゆすりが「変形性膝関節症に効果がある」という臨床報告があったようです。
実際にリハビリ病院でも貧乏ゆすりが治療に取り入れられている事例もあるとわかり、非常に興味深いですね。
以下のニュース記事も参考にしてみてください。
変形性股関節症の痛みの改善
変形性股関節症になった時に、痛みがあると医師はまず痛み止めを出します。
そして筋力を強化するリハビリなどで、傷んだ場所をサポートし、変形性股関節症の改善に臨んでいくようです。
しかし中には、筋力トレーニングが苦手な人もいるとのこと。
そんな人には、貧乏ゆすりで変形性股関節症の傷ついた軟骨の修復が出来るようです。
貧乏ゆすりで改善
股関節の関節軟骨がすり減り、痛みが生じる変形性股関節症。
柳川リハビリテーション病院の井上明生名誉院長が、貧乏ゆすりをリハビリテーションに取り入れた方が良いと考案しているとのこと。
変形性股関節症のリハビリに、レントゲン付きで改善が臨床報告されているようです。
貧乏ゆすりで股関節が繰り返し擦り合わされることで、傷ついた軟骨が修復されてきているとは、まるで人間の自然治癒力が呼び起こされているようです。
貧乏ゆすりをする原因
生まれながらに貧乏ゆすりをしている人はみたことがありません。
貧乏ゆすりは後天的なもので、すべての行動には原因があると思われます。
その原因には精神的なものと、後天的なものがあるとのこと。
精神的な原因では、ストレスを感じていたり、イライラしたりしている感情を抑えている時にも行われているようです。
また中には、緊張やどうしようもない不安でおきる場合も、、。
そして肉体的な原因では、筋肉が緊張したり疲れている時以外にも血行不良や、トイレを我慢している時などにもなるようです。
どれも本人の自覚がなく、自然にそういう動きになっていることが多いようです。
効果的な貧乏ゆすりのやり方
貧乏ゆすりは本来知らぬ間にやっていることが多いので、いきなり意識してやってみろ！と言われてもどうしたら良いかちょっと戸惑ってしまいます。
まず貧乏ゆすりのやり方としては、椅子に座ることが前提です。
そして足底を床に着けますが、膝の角度を90度かそれ以下にして、股関節周辺には力が入らないようにリラックスすることが大事とのこと。。
かかとを小刻みに上下させることで貧乏ゆすりは成立しますが、この方法が1日に何分くらいで効果が表れるかはまだ研究途中のようです。
しかし毎日少しずつでも、2～3ヶ月続けていくと、軟骨に変化が見られてきて、半年位してくると軟骨が再生してきたとの臨床結果が出ているとのことです。。
個人差はあり、年齢によっても1～3年位かかる人もいるようですが、辛いリハビリを行うよりも自宅で手軽にできる治療法ではあるようです。
貧乏ゆすりは、2015年にアメリカの予防医学のジャーナル誌にも、「第二の心臓の血液の循環が良くなることが、長寿にも影響してくる」と発表され、変形性股関節症以外にも収穫があるようです。
