ペット用グルコサミンサプリのゼリータイプが新発売!
ValuePress!を見ていたら、興味深い記事を見つけました。
2015年12月16日付けの、「ドッグサロンと獣医師が開発した『いぬさぷり』が新発売」という記事です。
ドッグサロンと獣医師や女性スタッフが開発した「いぬさぷり」!人用サプリメントでも人気のナットウキナーゼやクリルオイル、高い栄養価で知られるあした葉などの機能性素材をぎっしり配合した商品が犬用で新発売。また犬用サプリメントでも好評なグルコサミンや乳酸菌(フェカリス菌)がついにゼリータイプで食べやすくなりました。楽天市場のオフィシャルショップでは、12月20日まで送料無料キャンペーンを実施しています。
ValuePress! ドッグサロンと獣医師が開発した「いぬさぷり」が新発売
以前から犬用のグルコサミンサプリを販売していた会社が新しくゼリータイプを販売し始めた、ということみたいですね。
新たな新商品も加わっています。
日本生物科学研究所から販売されている「いぬさぷり」というシリーズです。
目次
かねてよりペット用のグルコサミンサプリも販売されている
私はまだペットにグルコサミンのサプリを飲ませたことはありません。
飼っている犬や猫の歩き方がぎこちなかったり、歩くのが遅くなったり、脚を使うことをためらったりなど…人と同じ症状が見られたらケアをされている方もいらっしゃるようです。
実際に犬や猫などのペット用のグルコサミンサプリもいくつかの種類が販売されていますね。
形状としては、今まではタブレットタイプのものが多いようです。
それをペットの体重に合わせて飲む分量を調整する、というのが基本になります。
ペットはなかなかサプリや薬を飲んでくれない
ペットにサプリや薬を飲ませるときは、細かくしてゴハンに混ぜて飲ませます。
私も飼ってる猫に、そのように薬を飲ませていました。
カリカリだとうまく馴染まないので、少し贅沢なゴハンにしていましたが…。
しかし、動物はすごいですね。
ほぼ粉末なのに薬の部分だけ綺麗に残すこともありました…。
人は「良薬は口に苦し」でイヤでも飲みますが、ペットはそうもいきません。
ですから、ペット用のサプリは味付きのものもあります。
ゼリータイプで喜んで食べてくれるならありがたい
このたび、新しく「いぬさぷり」のゼリータイプが発売されています。
このゼリー単体でも食べてくれるならとてもありがたいですね。
公式サイトによると、このゼリータイプはチーズ味で、「美味しそうに食べた」というお客様(発売前のモニター)の声も紹介されています。
また、おやつとしても食事のトッピングとしても食べさせることができる、と紹介されています。
飼い主としてはペットがストレスなく食べてくれるのが一番ですからね。
N-アセチルグルコサミンはグルコサミンよりも効率がいい
この「いぬさぷり」のゼリータイプはN-アセチルグルコサミンが成分として使われています。
人用のグルコサミンサプリでも、ゼリータイプや口で溶けるタブレットタイプのものはN-アセチルグルコサミンがよく使われています。
これは、グルコサミンに比べてN-アセチルグルコサミンは苦味が少ないからですね。
グルコサミンの味は苦すぎて食べるタイプのものには不向きです。
そして、N-アセチルグルコサミンの最大の利点が吸収の効率の良さです。
そもそもN-アセチルグルコサミンはグルコサミンが結びついた状態のもので、体内にあるグルコサミンの状態に近いものです。
ですから、そのままの状態で吸収されやすいのです。
一方で、グルコサミンは摂取した量の一部が吸収されて、さらにその一部がN-アセチルグルコサミンに合成されて…と効率が悪くなってしまいます。
そのせいで、グルコサミンのサプリは1日に飲む分量が増えてしまうのです。
N-アセチルグルコサミンであれば、飲む分量も少なくて済みます。
ペットに人用のグルコサミンサプリを飲ませてもいいのか?
質問サイトで、「ペットに人用のサプリを飲ませても大丈夫?」という疑問をまれに見かけます。
その答えとして、グルコサミンのサプリに関してのみ言及します。
私の考えとしては、
飲ませても大丈夫ですが、飲ませるならペット用のサプリにすべき
ということです。
まず、飲ませも大丈夫な理由としては、仮に動物が飲めないのなら人間も飲めないだろうから、ですね。
(ペットに関する記事の中でこのような表現は控えたいですが…)人用のサプリは動物での試験を経て人間での臨床試験を行っています。
グルコサミンなどの成分を見ても、人用サプリに使われているのと同じ成分がペット用サプリにも使われています。
つまり、そもそも人用サプリとペット用サプリで主成分に大きな違いはありません。
しかし、人用のサプリを飲ませるときに注意しなければならないのは、アレルギーと分量です。
ペットも人と同じくペットそれぞれによってアレルギーの可能性があります。
エビ・カニのアレルギーであれば植物由来のグルコサミンにするなどで回避できます。
しかし、どの成分がどれほどの影響を及ぼすかわかりません。
人用のサプリであればなおさらです。
また、分量に関しても注意が必要です。
グルコサミンはそれだけで害があるものではありませんが、摂りすぎは良くないとされています。
人用のサプリをペットに飲ませる場合、体重比でその分量を計算する必要があります。
例えば、60kgの人が1,200mgのグルコサミンを摂るのと、5kgの犬が100mgのグルコサミンを摂るのが同じということです。
9粒で1,200mgのグルコサミンサプリの場合、1粒でも少し多いですね。
ペット用のサプリであっても、小型犬と大型犬だと分量がかなり違って設定されています。
継続的にペットにグルコサミンサプリを飲ませるのであれば、ペット用のサプリにした方が安心です。
ペットの運動機能もケアしていくのが望ましい
食事や医療の発達で、人の寿命は飛躍的に伸びました。
それと同時に、運動機能(筋肉・骨・関節)の低下による介護も問題となっています。
それは、ペットも同じかもしれません。
少しでも長く健康的に生活できるように、ペットの運動機能もケアできるのが望ましいですね。
そのためにも、このようにペット用の新しいグルコサミンサプリが出て、どんどんより良いものが作られていくことを期待しています。