ドラッグストアがグルコサミンの効果・効能を教えない理由は?
一般に、グルコサミンの効果・効能として言われているのは、軟骨を作りだして、関節の痛みをとってくれるということです。
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グルコサミンの効果を教えないのは薬事法が原因
しかし、ドラッグストアはグルコサミンの効果・効能を教えてくれません。
それは、なぜでしょうか?
その理由は、薬事法という法律にあります。
薬事法では、医薬品として認められていないものについては、「~に効果がある」と書いてはいけないことになっています。
グルコサミンは医薬品ではないので、「関節の痛みに効く」とかパッケージに書いたり、ドラッグストアの店員さんが言ったりすることは出来ないことになっているんです。
なぜ、グルコサミンは効果がないから医薬品ではない・・・?
じゃあ、なぜグルコサミンは医薬品ではないのでしょうか。
医薬品として認められるには、科学的な実証データが必要です。
具体的に、どんな人に、どんな物質を投与して、どんな効果があったのかというデータです。
グルコサミンには、効果があったというデータと、効果が無かったというデータの両方が存在していて、はっきりと「効果がある」という科学的根拠(エビデンスと言うらしいです)が乏しいとされているんです。
ちなみに、日本やアメリカではグルコサミンは医薬品として認められていないんですが、ヨーロッパでは医薬品として、医師によって投与されるそうです。
このあたりは、国によって事情が異なるわけですね。
質が悪く全く効果のないグルコサミンが店頭に並ぶ可能性もある!?
一方で、医薬品ではないからこそ、質の悪いグルコサミンも店頭にならんでしまう危険性もあります。
グルコサミンは、効果効能をパッケージに表記できません。
お店も、「膝の痛みに効く」って言ってもいけないし、そういったPOPが作れません。
悪質なメーカーは効果ゼロのサプリを売るかも・・・
逆に言うと、メーカー側からすれば、「効果・効能を書かなくて良い」わけです。
だから、効果・効能がないグルコサミンでも店頭にならぶことが出来てしまうわけですよね。
メーカーに問い合わせて、細かい質問をしても、サプリの場合は「あくまでも健康食品なので」が逃げ口上になって、効果を明確に答えてくれません。
とういうことは、われわれ消費者が、何を基準にグルコサミンを選んだらよいのか、良くわからない状態になっているわけですね。
効果のあるサプリは自分で選ぼう
そんな状況だからこそ・・・グルコサミンなど、膝痛サプリ選びの基準をしっかりと持つ必要があるわけですね。
サプリメントは、少しでも健康になろうと思って飲むわけですから、最も効果効能が高いグルコサミンを選びたいって考えるものだと思います。
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