サプリ選びのポイントにもなるコンドロイチン硫酸ナトリウムとは?

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コンドロイチン硫酸ナトリウムという言葉を聞いたことがあるかと思います。
一般的に言われているいわゆるコンドロイチンとは何が違うのでしょうか。

この記事にでは、そのコンドロイチン硫酸ナトリウムについてまとめました。

コンドロイチン硫酸ナトリウムとは?

コンドロイチンの正式名称コンドロイチン硫酸ナトリウムもしくはコンドロイチン硫酸エステルナトリウムと言います。

元々人間の体には多量に含まれているコンドロイチンですが、年齢が上昇すると、減っていくとのこと。
体内での生産量が、60歳過ぎでは20歳代の時の4分の1にまで減るのです。

コンドロイチンのほとんどは、軟骨のコンドロイチン硫酸ナトリウムで機能しています。
軟骨が持つクッション作用に大きく役に立っています。

体内の軟骨の30%をコンドロイチン硫酸ナトリウムが構成しています。

コンドロイチンは、軟骨の機能には大きな役割をしているんです。
軟骨は血管が通っていません。
コンドロイチンが栄養を膝関節などの軟骨に運んでくれるのです。

また、コンドロイチン硫酸ナトリウムは皮膚や粘膜、そして臓器にも存在しています。

コンドロイチン硫酸ナトリウムの機能性

コンドロイチン硫酸ナトリウムの成分

コンドロイチン硫酸ナトリウムは、ムコ多糖類と呼ばれる物質です。
良く聞くヒアルロン酸の仲間です。

ムコ多糖類は必要な水分を蓄えてくれる物質で、生きていく為に必要不可欠なものです。

このようにコンドロイチン硫酸ナトリウムは、水分の蓄えにより細胞に栄養分を運びます。
また、不要となった老廃物も細胞から取り出して上手に新陳代謝に貢献しています。

コンドロイチン硫酸ナトリウムの特徴

コンドロイチン硫酸ナトリウムは、特徴としては、保水と弾力性があることです。

軟骨のもと、というギリシャ語が語源。
たんぱく質と結合してプリテオグリカンを作って軟骨が出来ています。

たんぱく質であるプロテオと多糖類という意味のグリカン、結合して複合体になっています。
内に必要なハリと弾力を保って、関節を守るクッション材の役割をしてるんですね。

コンドロイチン硫酸ナトリウムの効果

コンドロイチン硫酸ナトリウムの効果は代表的なもので、関節痛の痛みの改善に、専門医での注射が良く上げられるとのこと。

他の効果は、骨粗しょう症の予防、改善や目の健康維持にも使われます。
また、高血圧の予防や動脈硬化も予防します。

驚いたことにコンドロイチン硫酸ナトリウムは、腎疾患改善にも役立ち、美容の分野でも大活躍しているようです。

コンドロイチン硫酸ナトリウムを多く含む食品

食品ではネバネバした物にコンドロイチン硫酸ナトリウムの含有量が多いようです。

一般的な食品では、納豆やオクラ、山芋、なめこなど。
特に含有量が多いものではすっぽん、マグロの目玉、うなぎ、はも、牛、豚、鶏の軟骨、鶏の皮、ふかひれやつばめの巣などです。

こういった高級な食材は中々毎日は頂けませんが、手頃なものから摂られることをお勧めします。

山芋の粘り成分のムチンは、消化酵素の働きもあります。
だし汁につけて、すりおろしたものや千切りにした物はたべると美味しいですよ。

またなめこのゼラチン状のぬめりは、洗わないで調理してください。
食物繊維やカリウムも豊富です。

コンドロイチン硫酸ナトリウムの副作用や注意点

コンドロイチン硫酸ナトリウムの摂取方法は、他にもサプリメントがあります。
原料が、自然の動物や植物から抽出したものですので副作用の心配はそんなにはありません。
しかし、体調や持病で副作用が起きる場合もあります。

それは乳製品に弱い人です。
牛乳もそうですが、乳糖不耐性の人はサプリを摂取しても同じです。
乳糖分解酵素が無い人は、コンドロイチンを消化する事ができないのです。

一番多い副作用は、摂取量を間違えるとおきる消化管症状と言うものです。
下痢や便秘、胸やけや胃痛が起きる事もあります。
まれに足ののむくみも ありました。

目薬での副作用は目の不快感、眼圧の上昇、白内障手術後に見られる角膜のむくみも報告されています。

注意する点ではコンドロイチンの含有量ですが、「コンドロイチンを含むサメ軟骨抽出物1,300mg」でも、「コンドロイチンが1,300mg入っている」と解釈しまいがちなことです。

実際には1,300mgの10%~15%の130mg~200mg 程度なんです。
原材料が高めなので、サプリの含有量で中々満足できるものは少ないようです。

サメ軟骨抽出物◯◯mg/コンドロイチン硫酸◯◯mg と明確に表示している良心的なメーカーも中にはあるようです。
心配ならばメーカーに問い合わせたほうが良いでしょう。

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