あぐらで膝痛がおきる3つの原因と対策
「あぐらをかいたときに、膝に痛みを感じるようになった」
そんなことありませんか?
「少しでも痛みを緩和したい」「以前のようにあぐらがかけるようになりたい」
そのために今のうちに出来ることをやりましょう。
目次
なぜあぐらをかくと膝が痛いの?
あぐらをかくと膝が痛くなってしまう原因はおもに3つあります。
それは、半月板への負担と筋肉のしこりと股関節のゆがみです。
原因の1つ目は膝の半月板への負担
あぐらをかくと膝はひねられて、半月板に負担がかかります。
専門医に相談して半月板の位置を正す必要があるかもしれません。
原因の2つ目は筋肉のしこり
筋肉のコリが膝の裏側にもでき痛みを感じるようです。
痛みは、モモの裏の筋肉や、ふくらはぎの筋肉のしこりが原因でもおこります。
筋肉のしこりをを放っておくとあぐらをかいたときだけでなく、触らなくても痛みを感じるようになります。
こうなると筋肉をほぐすためのマッサージの時も痛みを感じるので治療が困難になってしまいます。
痛む場所も広範囲になってきますので早めに受診した方が良いでしょう。
原因の3つ目は股関節のゆがみ
股関節のゆがみでも膝に痛みが出るようですよ。
靴の裏を見てみましょう。
靴の裏側のかかと部分が外側だけ目減りしていたり、左右の靴のどちらかだけ目減りしていたりした場合、股関節のゆがみがある可能性が高いです。
治療と同時に、そのまま履き続けると膝に悪いので、すり減った靴は履き替えましょう。
あぐらは腰、股関節などに悪いってほんと?
あぐらは正座に比べると膝には負担がかからないと言われますが、腰や股関節には良くないようです。
あぐらをすると前かがみで猫背になるために、腰や首に負担がかかります。
なので、あぐらばかりしていると、腰痛になってしまうとさえ言われています。
それだけでなく、股関節にも負担がかかったり、骨盤が歪んでしまったりすることもあるようです。
足を過保護にしないことが良い?
あぐらをして膝痛を感じた時は、ストレッチをしたり、血液やリンパ液の循環を良くしたりして様子を見ます。
またなるべく早い段階で専門の方に見てもらいましょう。
まず、酷い痛みの時は、安静にすることが大事です。
しかし痛みが落ち着いたら、少しずつでも足を使いましょう。
車ばかりや家の中に引きこもってしまうと足の筋肉が弱ってしまいます。
筋力が極端に落ちてしまうので、また膝痛が起こるという悪循環に陥ってしまうかもしれません。
膝があまり痛くないうちに、自転車などで足の筋力をつける心がけをした方が良いでしょうね。