膝が痛くて腫れているときは専門医に診てもらいましょう

の痛みに腫れが伴う場合と腫れない場合があります。

膝が痛いと感じたら、その部分に腫れはあるか確認してみましょう。
もし腫れの伴う膝の痛みを感じるときは、ただちに専門医に相談することをオススメします。

膝が腫れて痛みを感じるときに疑われる損傷は?

膝が痛くて腫れているときは、半月板損傷や靭帯損傷を起こしている可能性があります。

半月板損傷

半月板損傷は軟骨の組織に何らかの負担が掛かっておきるものです。
その負担には、長い年月を掛けてなる加齢によるものと、急激な外的な障害(スポーツや事故)によるものがあります。

この半月板損傷では、膝が痛い、曲がらない、力が入らないという症状が起こります。

靭帯損傷

靭帯損傷は膝の内側、外側、前後にある靭帯のどれかが切れることで発症し、その際にはバチッと音がすることがあります。

歩こうとすると膝がガクガクして不安定で力が入りません。
また、歩いているときに、ガクンと落ち込むこともあります。

膝が腫れているときに起こる症状

膝が腫れている原因がはっきりとわかっている場合も、分からない場合も1度は専門医にかかり、レントゲンやMRIでの診断を受けてみましょう。

レントゲンはどの病院でも受けることができます。
膝内部のより細かい診断が必要な時は、少し費用が高くなりますが大きな病院でのMRI検査が必要です。
自分自身が安心するためにも、原因を確かめることが大事ですね。

放置しておくと足首や足の甲と裏側にも負担がかかります。
また、股関節にも影響が出てきますので、家で出来る対処法なども相談してみましょう。

膝の腫れは熱をもつ

膝の痛みでの腫れには、熱をもつものともたないものがあります。

熱があると余計に痛く感じてしまうので、冷やすことをお勧めします。
温めると余計に傷みを感じてしまうので、応急処置として10分程度冷やしてください。

1日3回位で良いそうです。
冷やし過ぎで、凍傷になるのは避けたいので、保冷材にタオルを巻いて冷やしてくださいね。

しかし、熱を持っていない時は、血流を良くする為に温める場合もあります。
自分で判断が難しい時は、専門医に相談しましょう。

膝の内部に水がたまる

いわゆる膝に「水がたまる」というのは、膝の関節に関節液(滑液)が溜まっている状態です。
関節液は、関節を滑らかに動かしたりクッションの役割をしたりします。
この関節液が炎症のために多く分泌されてしまったのが「水がたまる」ということですね。

水が溜まると、治療のときに注射を打つことが多くなります。
注射で水を抜いたり、逆に関節液となるヒアルロン酸を注入したりします。

膝の痛みも辛いですがこの注射も痛いです・・・。

痛みがないのに膝が腫れている

また、膝に痛みがないのに腫れている場合もあります。
軽い症状としては、リンパ液などが停滞してむくんでいる状態です。

しかし、痛みがなくとも損傷や炎症が起きていることもあります。
膝が腫れているときは、痛みのあるなしに関わらず専門医に診てもらいましょう。

膝が腫れたときの対処法

膝が腫れている時は、正座はお勧めしません。
リンパの流れや血行が悪くなるばかりでなく、身体の重みで余計に膝の痛みが悪化します。
ひどくなると曲がりません。

まして立ったり座ったりを繰り返すと、痛みが加速してしまいます。
出来るだけ椅子に座ることを心がけると良いかもしれません。
膝の痛みが激しいときは、歩くことも止めるように専門医に言われることがあります。

痛みが落ち着いたらウォーキングや自転車などで筋力維持をするのも大切です。
筋力があることで膝への負担を和らげることが期待できます。

痛みが緩和してきても、くれぐれも無理はしないようにしましょう。

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