筋肉枯れにどう対処?ロコモティブシンドロームへの対処法

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日本経済新聞に筋肉枯れっていう言葉が出ていました。

これはロコモ症候群の原因の1つで・・・要は、年齢を重ねることで筋力が衰えていくことです。
筋力が衰えれば、体を動かすのが辛くなり、体を動かさないから、もっと筋肉が衰えてしまうという悪循環を生み出し、ロコモ症候群の要因になってしまうわけです。

自分の場合、確かに40歳くらいから筋力が衰え始めていた

日経の記事に書いてあったことで、衝撃的なのは、適度な運動をしていても「20~60歳の間に、体の筋肉量は15~20%落ちる」というもの。
さらに、60歳を過ぎると、筋肉が落ちるスピードが2倍になるそうです。
これは・・・運動不足の私にとってはものすごく厳しい現実です。

確かに、40歳くらいから、急激に走るのが辛くなったり、体が硬くなったりしています。
思い出してみると・・・娘が3歳の時、保育園の運動会で父兄参加のリレーを頼まれた時・・・なんだか急に走る自信が無くなって断ったのが、「走りたくない」って思い始めた最初のタイミングだった気がします。
なんだか、走ったら体がバラバラになりそうな感覚が出始めたんですよね。

娘が小学校1年生になって、何かで一緒に走ったことがあって・・・途中で辛くなって走るの止めてしまったことがあって・・・これは40歳過ぎたころ。
体全体に力が入らないって言うか・・・足腰のばねを全然感じられなくなっていたんですよね。
走っていると、体の重さがそのまま足に伝わってしまって、ドスンドスンと走っているイメージでした。

高齢者は、寝たきりになるのが、筋力にとってリスク

同じ日経の記事で、ベッドで寝たきりになると、筋肉量は1日で1~1.5%減少するって書いてありました。

これも頷けますね。

高齢者は転倒をきっかけにして、急に体が不自由になるって言います。

うちの祖母も体調を崩したり、転んでけがをしたりすると、しばらくの間寝ている時間がグッと増えてしまうんですが、そうなると体の動きが鈍くなりますね。
しかもその変化の仕方が急激なんです。

動かないことで筋力が衰え、筋力が衰えるからますます動かなくなってしまう。
おそらく古今東西繰り返してきたのでしょうが、何とかこの悪循環は断ち切りたいものです。

我が家の場合、祖母が体調を崩した時には、母が意識的に色々なことをやっています。
家の中を歩いてもらったり、少しでも動けそうな時に、散歩に連れていったり・・・そういったことを続けていかないと、寝たきりから回復するのは容易ではないんだと思います。

祖母は肉・魚を食べるから回復が早いらしい

よく医者やデイケアの人から言われるんですが、うちの祖母の場合、他の高齢者に比べて2つ良いところがあるらしいんです。

  1. 転んでも、ほぼ骨折したことが無い
  2. 寝込んでも、体の回復が早い

この2つを良く言われます。

で、医師に言わせると、そうなっている理由が「肉・魚を良く食べている」ことなんだそうです。
肉・魚って、高齢になるほど食べなくなりますよね。
でも、うちの祖母は、野菜よりも肉・魚が好きなタイプ。
90歳を超えてからもよく食べています。

肉や魚は良質なタンパク質を摂取するのに最適です。
また、魚にはカルシウムやカルシウムの吸収を助けるビタミンDも豊富に含まれています。
それによって、祖母は筋肉や骨の衰えを最小限に留めているんですね。
骨密度検査もクリアできています。

母の筋力低下への取り組み方

母は70歳なんですが・・・ロコモ症候群の予防に対して積極的に取り組んでいます。
最近は、区立のスポーツセンターに通って、ヨガ教室に通い始めました。
70歳になったとは言え、祖母の介護がありますから、自分が介護される側になるわけにいかないという緊張感があるんでしょうね。
週2日、スポーツセンターに通っています。

それと、昔からの習慣で、家の中でゴロゴロすることがないのも、筋力の低下を防いでいるんだと思います。
一日中家の中をパタパタと動き回って家事やっていますからね。
買い物も1時間くらいは毎日歩いて行っています。
サラリーマンよりも体を動かしているかもしれません。

そこにもってきて、最近グルコサミンの効果で体が良く動くって言っていましたから、まあ、当面は安心できそうです。
筋力低下を防ぐための最も基本的な取り組みが、体を動かすということですからね。

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