膝痛は変形性膝関節症のこと!知っておきたい4つのポイント

ひざ関節・軟骨01いわゆる膝痛と言われているのは、
変形性膝関節症
という症状です。
※「効くと言われている」という表現をしている理由は、その効果についてまだ諸説あって、確実な効果が認められていないためです。

ここでは、変形性膝関節症って何か・・・?ってことについて話を進めていきます。

 

変形性膝関節症って何?

まず、変形性膝関節症っていうのは、簡単に言うと、軟骨が磨り減ってしまって、膝の部分で骨と骨が滑らかに動かず、関節がいたくなる症状ですね。

0-06最初の段階としては、、立ったり、座ったりという時の膝の痛み、歩き始めた時の膝の痛みというのが一般的で、要は、動作し始める時に、膝が痛くなるというものです。
「膝の痛みに・・・」みたいな医薬品のCMとか、グルコサミンのCMなんかで、初老の人が、「いたたたたたた・・・・」って膝を押さえるシーンがよくありますが、あれって多分、この変形性膝関節症を表現したいんでしょうね。
薬事法で、ハッキリとは言えないみたいですが(汗)。

それと、膝に水がたまったりすることもあります。
酷くなると、膝が曲げられなくなって、手術しないとならないこともあるみたいですね。

変形性膝関節症になると、病院でどんな対応されるか?

0-72変形性膝関節症は軟骨が磨り減ることで発症する症状ですが、病院に行くと、「軟骨が磨り減るのはしょうがないね~」って言われます(汗)。

医者に行くと、どんな治療をするかなんですが、まずは痛み止めの薬をもらうことになるようですね。
で、グルコサミンのこととか聞いても「軟骨を増やすとか作る・・・っていうことは出来ませんよ」って言われることがほとんどみたいですね。

変形性膝関節症になると、病院でどんな処置をするのか?

基本は、消炎鎮痛剤を処方してもらって痛みを抑えることが多いようで、他には、関節にヒアルロン酸を注射することもあります。
また、足底装具サポーターなんかが渡されて、関節にかかる負担を減らしていく方法もありますし、リハビリで大腿四頭筋の筋力をつけて膝への負担を減らすこともあるようです。
このリハビリで筋力をつける方法は、最近書籍とかDVDでも良く見かけますし、私の祖母が通っている整形外科でも、リハビリ室で指導しているみたいですね。

0-75あと、ダイエットも重要視されているようです。
体重が1kg増加すると膝への負担は3〜10kgも大きくなるらしく、肥満・・・だけでなく体重の増加が変形性膝関節症の原因の一つってことで、結構医師から指導されることもあるみたいですね。
まあ、確かに、体重を減らせば膝への負担が少なくなって、痛みが減らせるっていうのは、とっても理にかなっていますね。

まとめると、関節の軟骨がすり減る変形性膝関節症の場合、病院では、鎮痛剤の処方とヒアルロン酸の注射での対応、さらに膝に負担をかけないようにするために、筋力をつけるトレーニング、ダイエット、装具の装着で対応するようです。
で、軟骨をもう一度作りましょう!とかは言いません。
もちろんグルコサミンの話は、一般的に出ないようです

変形性膝関節症の患者数は1000万人?

0-54ちなみに、日本での「変形性膝関節症」の患者数はどのくらいいるのかと言うと、厚生労働省の発表で約1000万人、潜在的な患者数も入れたら約3000万人(平成19年厚労省の発表) と言われているようです。
これって、メッチャ多くないですか?

特に、中年以降の女性に多いそうで、高齢者でも、男性に比べて、女性が圧倒的に多いそうです。
確かに、女性の方が筋力は弱いですからね。
関節への負担が大きくなるんでしょうね。
それに、基礎代謝が落ちやすいのも女性です。
中年以降太りやすくなりますから、体重コントロールって難しいですよね。

膝を構成する成分と膝痛サプリについて

ところで、こういった関節の痛みに効くと言われているサプリメントには、

  • グルコサミン
  • コンドロイチン
  • ヒアルロン酸
  • コラーゲン

という成分が使われていることが多いと思います。

この4つの成分は、膝の軟骨や関節液を構成する、とても重要な物質です。

グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸、コラーゲンの違いについて知りたい人は、下の記事を読んでみて下さい。

また、これらの物質を摂取する方法については、以下の記事を読んで下さい。

さらに、グルコサミンなどの膝痛サプリが、変形性膝関節症にどの程度の効能があるのか?について知りたい人は、次の記事を読んでみて下さい。

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